162: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 17:01:08.33 ID:WuLtuWlB0
「今、入院しています。○○病院のどこどこ。良かったら会いにきてね、 
わたしのファンさん」 
みたいなメールが来ていた。 
卒倒しそうになった。 
驚きと同時に怒りも湧いた。 
すべてを話してくれたと思ったのに…どうして黙っていたんだろう。





163: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 17:01:38.63 ID:hiNsX/wJ0

164: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 17:01:47.99 ID:qP+0jAr80
あ、あぁ…

165: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 17:02:17.99 ID:+t3I5efm0
嘘だろ…

166: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 17:04:01.26 ID:WuLtuWlB0
俺は大学をさぼってすぐに会いに行った。必タヒだった。 

俺「どうしたの?すごく心配してたんですよ!!」 
「若年忄生の卵巣がん。」 
彼女はニコッと笑って俺が着くやいなやそう言い放った。 

俺はことの重大さにすぐ気付いた。 
俺はばあちゃんを卵巣がんで亡くしてる。 
進行忄生のとても早い癌として知られていて、ばあちゃんもものの半年で… 
だったのを思い出した。

167: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 17:04:57.32 ID:+t3I5efm0
おいおいおいおい 



おい

168: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 17:05:54.20 ID:hiNsX/wJ0
あぁ・・・

170: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 17:08:01.67 ID:WuLtuWlB0
彼女は変わり果てた姿でそこにいた。ニット帽をかぶって、やせ細っていて… 
彼女「本当はねえ。手術終わるまでは黙ってようって思ってたんだ」 
彼女「でもやっぱり直前になって怖くなっちゃった。」 
彼女は笑った。 

笑顔だけは変わらずそこにあったので、なんだか俺のほうが安心して、悲しくなって、 
涙目になってしまった。 
しっかりしなくてはいけない。

173: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 17:09:20.72 ID:+t3I5efm0
最悪の結果でないことを切に願う 

マジで泣きそう

176: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 17:11:28.62 ID:hiNsX/wJ0
>>1さんお願い 
ネタだと言ってくれ・・・

178: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 17:13:39.89 ID:DwYZ6jvr0
1の最初の文章を見ると今はゲーセンに行ってない感じ…ということは…

179: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 17:15:00.81 ID:WuLtuWlB0
強く、一人で頑張っていたんだろうな… 
きっと俺と初めて会った時から、このことで悩んでいた… 
そう思うと本当に泣きそうになった。 

俺「大丈夫です。教えくれてありがとう。 
これからは、俺も一緒にいますから。」 
これが俺の精一杯だった。 
そうすると彼女は安心したのか、途端に涙目になった。 

彼女「こわいんだよ…手術…絵を描けなくなるのも…ゲーセンに行けなくなるのも… 
何もかも怖いんだよ…」 

彼女は何かがぷつんと切れたかのように、大泣きしだした。 
俺も涙をこらえて、ひたすら 
「大丈夫、大丈夫…」としか言えなかった。 

正直この時俺もダメだと思った。絶望してた。でも俺が 
弱音吐いちゃ絶対だめなんだと思って、ふんばったよ。

188: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 17:20:09.67 ID:WuLtuWlB0
ひととおり励まして、なんとか良い空気に戻った。 
彼女が、ブリジット描いてー!(ギルティギアという格ゲーのキャラ) 
などと言ってくるので、俺が描いたりして遊んでいた。 

すると、不思議と和やかになっていった。 
そのうち、彼女のお母さんが機を見て病室に入ってきた。 

俺「こんにちは」 
母「あ、これはこれは…」 
おふくろさんは人当たりの良い方だった。

190: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 17:22:33.11 ID:oRUw3uTe0
>>188 
母は、厳しくないのか 
それとも、病気だから? 
くそ。。。今北ばっかだが、次レス気になるww

191: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 17:24:01.35 ID:WuLtuWlB0
俺は昔から大人(特におばちゃん)とは何故か打ち解けるのが得意だったので、 
すぐにお母さんとも懇意になれた。 

しかし俺と彼女の関係忄生があまりに曖昧だったので、そこはなんとも言及しづらかった。 
母さんは勝手に彼氏だと思っていたようだが。 

そして俺は手術までの間通い続けた。 
すべてを捨てる覚悟だった。 
大学も全部サボった。

196: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 17:29:07.63 ID:WuLtuWlB0
手術前日。行っていいのか迷ったが俺は行こうと決めた。 

父親も、母親もいた。 
お父さんは、話に聞いていたよりは温和そうな人だった。 
「こんにちは…」 

すると、母さんに手招きされて、待合に呼ばれた。 
俺は母さんとは電話連絡もして買い出しにも行くくらい、実は懇意になっていた。 

母「富澤くんには聞いておいて欲しいの。」 
俺「はい…」 

正直俺は手術の趣旨も、彼女の癌の状態もほぼほぼ知らなかったから、 
何か聞きたいとは思っていた。

202: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 17:32:52.69 ID:WuLtuWlB0
すまん、打ち続けてちょっと疲れた、ちょっとだけ一服休憩させてください

204: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 17:33:21.52 ID:hiNsX/wJ0
>>202 
ゆ、ゆっくり・・・まったりt・・・。

205: 忍法帖【Lv=22,xxxPT】 2012/01/15(日) 17:33:25.40 ID:nhA7ui6A0
>>202 
ゆっくりでいいよ

209: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 17:34:07.45 ID:oRUw3uTe0
>>202 
ここでかぁw 
でも分かるぞ、このスレ来てからタバコの吸うペース上がった自分がいる。。。

210: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 17:35:13.06 ID:oRUw3uTe0
どこまでが釣りだよww 
お前文才あるから続きかいてくれwww

218: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 17:44:40.89 ID:WuLtuWlB0
さて、再開します。遅くてごめん。 

お母さんは俺に言った。 
母「手術しても…余命は1年くらいだろうって、言われてるの…」 

動揺した。思っていたよりも、ずっとずっと、残っていた時間はなかった。 

母「君は…それを覚悟しておいてね。それで、このことをあの子に伝えるか 
わたしたちは悩んでるの…」 

人生20年そこらしか生きて来なかった俺には、もうどうしたらいいのか分からなかった。 
母「君は、最後まできっとあの子のそばにいてあげてね。 
あの子、あなたがいない時もあなたのことばかり話すのよ」 
みたいなことを言っていたと思う。 

最後までってなんだ?もういなくなること確定なのか? 
混乱した。 
大学生の小僧には、あまりに色々重すぎて、どうしたらいいか分からなかった。

220: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 17:48:00.11 ID:hiNsX/wJ0
話が重過ぎてなに書けばいいのか分からなくなってきた。

221: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 17:48:01.73 ID:WuLtuWlB0
手術は滞り無く無事終わった。 
しばらくは麻酔やらなんやらのせいで、熱も続き、 
彼女も起き上がるのは難しいということで俺は病院に行くことを控えた。 

俺はしばらくフワフワした気持ちになっていた。 
全部夢なんじゃないかとも思っていた。

226: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 17:51:14.12 ID:WuLtuWlB0
手術が終わって数日して、俺は彼女に会いに行った。 
彼女は寝ていた。 

目覚めると俺を見て、フラフラと体を起こす。 
俺「あ、起きないほうが…」 
彼女「いいの、今日は調子いいんだ…」 
笑みにも力がない。 

俺「手術、頑張ったね。」 
彼女「ありがとう。」 
彼女の笑顔には本当に力がなくなっていた。

228: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 17:52:48.34 ID:+t3I5efm0
どうなってまうん

229: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 17:53:11.25 ID:7Q+M/gV10
女の機能を失ったか……

230: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 17:53:33.12 ID:qXNWNJRC0
うぅ悲しい

231: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 17:54:25.81 ID:WuLtuWlB0
俺「何か、欲しいものは…?」 
彼女「一緒にゲーセン行きたい」 

俺「それは…もうちょっとしたらにしようか。」 

彼女「ゲームしたいね。」 
そんなこと言われたら、悲しくなるだけだった。

232: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 17:55:30.26 ID:0ZoZjK6b0
あぁぁぁだめだ切ない 
せつねぇーよぉぉぉぉぉぉ;;

235: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 17:58:13.28 ID:WuLtuWlB0
彼女「病院の中散歩したいなあ。」 
俺「それなら」 

俺は看護婦さんとお母さんに聞いて了承を得て、車椅子をひいてちょっと外まで行くことにした。 

俺「喉かわかない?辛くない?」 
彼女「そんな大丈夫だよwよそよそしいのやめてw」 

彼女「あ、でも欲しいもんあるぜ〜」 
俺「え、なになに?」

243: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 18:10:20.97 ID:WuLtuWlB0
彼女「スケッチブックが欲しいな」 

俺「あ、なるほど。それならクロッキー帳なら俺今持ってる。」 
彼女「ほんと?やった、それなら絵描きたいな。」 
ラウンジみたいなところで、おれは彼女にクロッキー帳を差し出した。 

車椅子に座る彼女の体を支えつつ、ペンとクロッキー帳を渡した。 
彼女はゆっくりと絵を描き始めた。

247: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 18:14:53.45 ID:WuLtuWlB0
そこには、彼女が好きなアーケードゲームのキャラクタたちと、なにやら 
メッセージ描かれていた。 
そっとそれを恥ずかしそうに俺に渡す。 

「迷惑かけてごめんなさい。こんな病人と一緒にいて楽しい?」 

それは多分彼女の大きな不安だったんだろう。 
これを、口に出して聞くことが出来なかったんだろう。

248: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 18:20:18.21 ID:WuLtuWlB0
俺は泣きそうになった。 

俺「何いってんの?」 
俺「俺は吹石さんといる時が、一番楽しいよ」 
俺はハッキリ伝えた。絶対に変な不安を持ってほしくなかった。 

彼女「よかった。ありがとう。」 
彼女は小さく笑った。 

俺は彼女の頭を撫でたけど、ヘタレだからそれしかできなかった。 
頭を撫でると彼女は笑って「わんわん!」と言った。 
本当に、こういうとこがあるから俺は惹かれてしまったんだろう。

249: 忍法帖【Lv=22,xxxPT】 2012/01/15(日) 18:24:46.33 ID:nhA7ui6A0
>>248 
泣きそうになってんのは俺らだよ

251: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 18:26:51.31 ID:rFBqa3vV0
この板きて初めて涙が出たわ

253: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 18:28:16.83 ID:DwYZ6jvr0
久々に2ちゃん見にきたら、この有様

254: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 18:29:01.53 ID:WuLtuWlB0
と、ごめん。ちょっとバイトだからしばらく離れる。 
待ってる人は申し訳ない。

255: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 18:30:31.75 ID:FGhAtxU80
>>254 
行ってこい! 
まってるから 

260: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 18:33:52.16 ID:hiNsX/wJ0
帰宅時間だけでも教えていただきたい

261: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 18:35:13.64 ID:WuLtuWlB0
帰宅時間は日付変わる頃かな…でもその時はあまり書けるか分からないです。 
おそらくまたまとまって書けるのは明日の夜あたりになると思います。

263: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 18:37:42.98 ID:0ZoZjK6b0
>>261 
切ないが待ってるぜ 
バイト頑張ってくれよな

264: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 18:38:16.55 ID:hiNsX/wJ0
>>261 
バイトがんばってくれ!

280: 忍法帖【Lv=35,xxxPT】 2012/01/15(日) 19:00:54.79 ID:w8ox2UzZ0
よし。泣きながら待つ

309: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 23:24:49.79 ID:WuLtuWlB0
こんばんは。 
思ったより早く帰れた。 
みんなありがとう。少しだけど、書かせて頂きますね。

310: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 23:27:44.58 ID:PlvqQnxo0
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

314: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 23:32:02.00 ID:sdG+A9i+0
ティッシュ用意した

315: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 23:33:14.89 ID:WuLtuWlB0
散歩から帰ると、病室に一人の女の子の姿があった。 

どうやら、彼女の高校時代の友人らしかった。 
彼女「てて子…」(名前は仮名です。LOVの彼女のお気入りの使い魔から) 
友人「心配してたよ…」 
俺「こんにちは」 

俺は空気を読んで席を外そうとした。すると、 
彼女「いていいよ…」 
彼女がそういうので病室に残ることにした。

316: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 23:36:50.00 ID:WuLtuWlB0
彼女たちは懐かしい話に話を咲かせていた。 
でも終始、彼女が病気の話に触れることはなかった。 

そして30分くらいしたらだろうか、友人さんはお見舞いをおいて去っていった。 
見たところ、癌のことすら知らななそうだし、彼女の病気について知らなそうだった。 

俺「友達には、病気のこと話してないの?」 
彼女「うん、てて子だけだよ。それに癌とか知らない。すぐ治ると思ってる。」

317: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 23:38:44.86 ID:WuLtuWlB0
俺「誰にも言わなくていいの?」 

きっと俺が同じ状況になったら多くの友人に言ってしまう。 

彼女「心配かけたくないじゃん。普通、みんなビックリしちゃうよ。 
本当に少しの人が分かってくれてれば、それいいんだから」 
彼女はとても優しい口調で言った。

319: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 23:39:05.98 ID:LaUs1+ko0
俺もLoVやってたからそっちの話したかったが、全然そんな雰囲気ではなかった;; 
でも海種使いだったのかな。 

320: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 23:40:23.76 ID:WuLtuWlB0
>>319 海種使いだったよ。おれも真似して海種使ってた。分かってくれてなんか嬉しいわ。

322: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 23:45:46.06 ID:LaUs1+ko0
>>320 
やっぱそうかー。私は不タヒ使ってました。 
話の腰を折ってごめんね。続けてください。 

321: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 23:44:45.43 ID:WuLtuWlB0
その少しの人に、俺が入っていたのは、嬉しくもあり、 
なんとも言えない気持ちだった。 

この子はもし俺がいなかったら、誰にも言わず、家族だけに頼って、 
そう思うとなんだか辛くなった。 

それからの日々は割と穏やかだった。 
彼女は病院から離れられなかったが、俺は大学をできるだけ抜け出し 
なんとか毎日でも彼女に会いに行った。

323: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 23:48:25.22 ID:WuLtuWlB0
花が好きだったから、けっこうな頻度で花を買っていった。 
彼女のお気に入りの花はトルコギキョウという花だった。 

俺が偶然花屋さんで見つけて買っていった花を、彼女はとても気に入ってくれた。 
青と白の色合いが綺麗な花だった。 

でも毎回なるべく違う花を買っていった。 
そして病室で二人で「花擬人化ごっこ」 
をして持っていった花を女の子の絵にして遊んでいた。

324: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 23:52:41.16 ID:WuLtuWlB0
よく笑った。花を持って行くと彼女は決まって 
満面の笑みになって喜んでくれた。 

彼女「今日はどうしよっかなー」 
なんて言ってふたりで花を見て絵で遊んで、 
本当に彼女が病気だってこと忘れるくらいに楽しかった。

326: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 23:54:46.07 ID:WuLtuWlB0
でもいつもいつも調子がいいわけじゃなく、 
日によっては行っても起き上がることすら辛い日もあって、 

そうすると俺はふっと病気のことを思い出して途端に辛くなった。 
そんな日も俺はお母さんに言って、持っていった花だけは 
花瓶に入れるようにしていた。

327: 名も無き被検体774号+ 2012/01/15(日) 23:56:15.53 ID:JH2srFjD0
トルコキキョウの花言葉>>1は知ってる? 

その事について触れるとしたらごめんなさいね

328: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/15(日) 23:58:58.77 ID:WuLtuWlB0
ある日、いつものように病室に向かうと、 
やたらテンションの高い彼女がいた。 

彼女「ねえねえ、聞いてよ聞いてよ!」 
俺「あらら、元気だね。どうしたの?」 

彼女「外泊許可がもらえたよ!五日間!」 
俺「本当に!?」 

彼女「嬉しいなあ。2日間はおうちに帰るけど、わたし三日間は富澤といるよ!」 
俺「本当に!」

329: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 00:00:22.79 ID:WuLtuWlB0
>>327 いや、わかんないですwなんなんでしょう?

330: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 00:03:18.33 ID:kk4jnI7G0
>>327 
調べてしまった

331: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 00:04:15.57 ID:IBV3JR8S0
>>330 
おなじく

341: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 00:21:28.68 ID:x9+/iUde0
彼女「デート行きたい!デート!」 
俺「いいね、いこういこう。」 

彼女「ゲーセン行こうよ、ゲーセン!」 
こんなに元気で明るい彼女を見るのは久しぶりだったので、 
俺はすごく嬉しかった。 
どうにか彼女をたくさん楽しませてあげたい、そういう風に思った。

342: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 00:23:29.33 ID:cGKiHjoj0
もう涙しかでないすわ。f5がきついっす

343: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 00:23:38.59 ID:+acmGupP0
すでに涙腺が決壊しそうなんだが… 

344: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 00:24:32.71 ID:cNQajzD20
花言葉調べて涙腺崩壊した

345: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 00:24:34.16 ID:x9+/iUde0
二人で、三日間何をするか考えふけった。 

彼女はゲーセンに行きたくて、俺と普通のデートが一度してみたかったのだという。 
そして、俺の生まれ育った街が見たいということで、俺の実家に来たいということ。 

この二つだった。 
彼女は多くを望まなかったし、贅沢も言わなかった。 
何か欲しいものとかないの? 
と聞いても、「ただ一緒にいたい」と言うだけだった。

346: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 00:24:41.50 ID:aS8Wbu6T0
涙やばい 
彼女可愛すぎだろ…

347: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 00:26:03.31 ID:4UsJSHbt0
な、なみだがとまらない 
うっ、ううう…

348: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 00:26:20.98 ID:WdAtM8AuO
彼女のテンションの高さが(;ω;)なんかもういや、すごいフラグ、まじ泣けてきた

350: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 00:29:55.53 ID:cOF2U+4D0
このタイミングでの外泊許可は最後の外泊としか思えない・・・

353: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 00:32:55.02 ID:x9+/iUde0
もしかしたら、最初で最後のデートになるかもしれない。 
俺は覚悟していた。 
この、外に出られる、普通に過ごせる三日間で彼女を最高に笑わせたいと思った。 

俺は色々考えた。プレゼントを買うために、貯金を下ろした。 
何を買うか、迷ったが、COACHの帽子をあげることにした。 

彼女はCOACHが好きで(と言っても財布しか使っていなかった)、きっと帽子なら喜んでくれると踏んだ。

359: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 00:37:42.57 ID:x9+/iUde0
当日まで、ドキドキとした。何をどうすりゃいいのか。 

彼女にデート初日でやりたいことを聞いた。 
彼女「ゲーセンに行って、そのへんフラフラするー」 
俺「え、そんなんでいいん?」 

彼女「特別にどっか行くより、そっちの方が普通のデートっぽくていいじゃん」 
彼女「学校帰りに一緒に帰るくらいの日常さで、いいんだよ」 
彼女はにこにこしてそう言う。 

彼女が望むのなら、俺もあまり気張りすぎないようにしようと思った。

364: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 00:58:49.39 ID:x9+/iUde0
その日が迫るごとにあたふたした。 
実家に、女の子連れてくよって電話した。病気のことは伏せた。 

前日に、意気揚々とCOACHに帽子を買いにいったが、あいにく売っていなかった。 
彼女が一番好きなブランドはCOACHだった。COACHで帽子が欲しかったのに… 

俺「あの…帽子が欲しいんですが…COACHのニット帽、被ってる人見たことあるんです」 
店員「もうしわけございません…それはこちらの店頭では…」 

あきらめられなかった。 
俺は店内を見ていると、ハートの可愛いネックレスを見つけた。3万くらいした。 
帽子を買うつもりでそんなに金は使うつもりではなかった。 

でも俺はそのネックレスを買った。 
しかし、この選択は正解だった。

366: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 01:03:08.02 ID:x9+/iUde0
いよいよその日になる。 
俺はリュックにプレゼントを忍ばせて、いつ渡すか決めかねていた。 

お父さんとお母さんに挨拶した。 
お父さんは優しそうに笑っていた。 
「よろしく、頼むね。」 
俺「はい、彼女のことは、任せてください。」 
彼女「じゃーね、いってくる!」 

俺もニヤニヤしていたけど、彼女も始終にこにこしていた。 
楽しい、忘れられない三日間が始まる。

371: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 01:07:50.15 ID:x9+/iUde0
正直不安もいっぱいだった。 
突然体調が変わったら?彼女に何かあったら? 

でも彼女は俺のこと信頼して、全てを俺に預けてくれたんだろう。 
もしもの時のために病院の番号もメモったし、お父さんとお母さんの番号も分かってる。 

きっと、どうにかなる。とにかく彼女といられる時間を大事にしようと思った。

374: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 01:12:32.33 ID:x9+/iUde0
彼女「電車のろ!電車電車!」 
俺「え、タクシーとかでもいいんだよ?」 

彼女「そんなんセレブなデートないよw」 
俺「まあこの時間なら人も少ないしね。電車に乗ろうか。」 

駅に着く。彼女は大声を出す。 
彼女「わわ、電車だよ電車!いいなあ懐かしいなあ!」 
俺「なんだかいいね、こういうの。すごい不思議な感じ、至って普通なのにw」 

ずっと、病室でしか会えなかったものだから、色々と新鮮に映った。 
電車に乗っただけで、なんだかとても嬉しかった。 

383: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 01:18:29.16 ID:x9+/iUde0
電車ではしゃぐ彼女はどこかヘンテコだったけど、 
どう見ても普通の女の子にしか見えなかった。 

この小さい体に、色んなものを抱えてると思うと、悔しかった。 
電車内には同じような年齢の女忄生もたくさんいて、それを見てると複雑な気持ちになった。 

俺「どこいこっか?」 
彼女「あ、決めてないのー?もうしっかりしてよー」 

俺「ええ、ノープランでいいって言ってなかった?」 
彼女「嘘でしたー!言ってみたかっただけこういう事w」 
彼女は笑いながら言った。

384: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 01:20:43.71 ID:x9+/iUde0
あーすまん、書くのちょっとだけ辛くなってきたよ。 
少しだけ一服休憩させてください

386: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 01:21:43.50 ID:cOF2U+4D0
>>384 
うん、休め。

388: 名も無き被検体774号 2012/01/16(月) 01:22:35.80 ID:txRiV3MN0
必要な分だけ休んでいいよ。 
おつかれ

389: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 01:24:09.30 ID:llrdI5TH0
もういいっ・・・!休め・・・!>>1ッ・・・!

390: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 01:24:46.08 ID:f5KWgNoP0
こういうスレの時だけお前ら空気読むの上手いよな

391: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 01:24:48.68 ID:qXuEQoPE0
>>384 
待ってるお!ゆっくり休んでくれ 

が、 

続きを明日以降にするなら言ってくれ 


392: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 01:26:58.40 ID:x9+/iUde0
>>391 やや、もうちょっとだけ書かせてくれ。

402: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 01:37:44.19 ID:x9+/iUde0
彼女は電車の中でも突拍子もないことを言い出す。 
彼女「ねえねえ、ケンカしよ!」 
俺「え、は?」 
彼女「もう、ふざけないでよ!」 

俺「どゆことwww」 
彼女「失礼しましたw」 
ケンカをするはずがすぐ漫才みたいになってしまって、二人で笑い転げた。 

俺は彼女が何を求めているのか、なんとなく分かっていた。

404: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 01:38:08.10 ID:6EAWpJ7G0
花言葉の攻撃力ハンパないな

406: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 01:42:09.14 ID:x9+/iUde0
花言葉が気になるけど、続けますw 

彼女は自由だった。そう、彼女はこういう人だったんだよ。 
俺は凄く安心していた。 

けっこう電車に乗って、とりあえず新宿で降りた。 
彼女「あ、そだ。ゲーセンでも行かない?」 
俺「それ最初から決めてたんじゃんww」 
彼女「ま、そうなんだけどww」 

彼女のワールドになりつつあった。 
俺はすごく懐かしい気持ちになった。 
会ったばかりの頃を、思い出すようだった。

408: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 01:46:53.52 ID:x9+/iUde0
ゲーセンに着くやいなや、彼女はテンションだだ上がり。 
彼女「大きい!すごい!この雰囲気懐かしい!」 
俺「初めてだけど、すごいなー。格ゲーとかも猛者がいそうだ。」 

彼女「デッキ組んだんだよデッキ!まずLOVね!」 
もう大はしゃぎの彼女を見ていると、こっちも楽しくて仕方がなかった。

409: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 01:47:00.66 ID:dK4/R+pJ0
花言葉見て更に泣けた

411: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 01:47:50.15 ID:yO0Vd0vqI
いい話しだ。花言葉は各自確認しておこう。

412: 名も無き被検体774号 2012/01/16(月) 01:51:27.49 ID:txRiV3MN0
花言葉は終わるまで見ないと決めた

413: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 01:51:51.18 ID:x9+/iUde0
俺たちはまあ、アケゲーオタだから、ここに会話の内容書いてもあれかもしれないけどw 

彼女「わだリバデッキ作ったんだー!ゲート閉じちゃうよゲート!」 
俺「いや、させない!俺のムーブでそんなものは…」 

ま、分かる人だけ分かってくださいw 
こんなこと言い合いながら、それは楽しくプレイしていたわけです。

415: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 01:56:22.85 ID:x9+/iUde0
そのあとはひと通り色々まわる。 
彼女がポップンやりたいと言えばやり、太鼓叩きたいと言えば、叩き。 

そのあと二人で格ゲー武者修業と名づけ、すいていたので 
勝てない相手にコンビを組んで挑み続けたりw 

友達とやったら盛り上がった試しのないQMAというゲームでも、 
二人でハイタッチしながら嘘のように盛り上がったり。 

とりあえず、俺達にとってゲーセンというのはこの上なく楽しいスポットだった。

418: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 02:00:08.84 ID:x9+/iUde0
そんなことをしているうちにあっという間にお昼を回っていた。 

俺「そろそろ引き上げようかー」 
彼女「すごい楽しかったー!」 

彼女は本当に満足しているようだったので、俺は安心した。 
かくいう俺も本当に楽しかった。 

俺「お昼どうしたい?」 
彼女「マックがいいなぁー」 
俺「え、そんなもんでいいの?」 
彼女「わたし携帯のクーポンあるからねー!」

429: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 02:06:45.07 ID:x9+/iUde0
彼女は本当になんてことない日常の時間を過ごしたいってのはもう分かっていた。 

彼女「わたしはねー、てりやきかなw懐かしいな〜」 
カウンターで楽しそうに選ぶ。 
俺「じゃあ俺はベーコンレタスでww」 
彼女「シェイク飲もうよシェイク!」 

はしゃいでる彼女を見るのは楽しかった。 
何をしていても、本当に楽しそうにしていた。

432: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 02:10:57.77 ID:UsuMV0hyi
彼女は普通の日常、普通の生活、普通のデート。 
全てがありがたく見え、幸せに思えたんだろうな。 
俺たち人間、特に大人はきたねぇよ。金だコネだ権力だって。 
みんなわかんねぇよな。今こうしてなに不自由なく生きてる事ありがたいとおもわねぇよな。 
この命あげられるならこうゆう子にあげてぇよ 

436: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 02:12:29.06 ID:x9+/iUde0
席に着く。一息つく。 

彼女「マックこんなに美味しかったかなあw」 
俺「久々に食うと美味いんだよねえ」 

彼女「わたしはポテトを欲しているよ」 
俺「あるよ?」 
彼女「ちがうよ、ほら」 

彼女は口を開けて促す。正直、アホである。 
そして、俺が口にポテトを入れてあげると、食べながら 
「10点〜!」 
などと意味の分からない事を言い出す。 

俺もこれをやらされる事になって、二人してマックでアホなことをしていたw 
でも、楽しかった。

437: 名も無き被検体774号 2012/01/16(月) 02:14:26.24 ID:txRiV3MN0
普通が一番幸せだって。 
これ見てると痛いぐらい分かる

441: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 02:15:51.50 ID:x9+/iUde0
今思えば、俺は彼女のこういうところに惹かれていた。 
一緒にいると、なんでも面白く思えて、笑いが絶えない。 

時々本当にあほらしいことを言っては、笑顔になる。 
それがすごく心地良かった。

443: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 02:18:32.08 ID:t63egpyH0
なぜだか脳内BGMにロード的なものが流れてる

451: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 02:23:09.99 ID:x9+/iUde0
>>443 彼女は10-feetってバンドが好きだったよ 
いつもライオンって曲聞いてた

452: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 02:24:55.17 ID:x9+/iUde0
もう今日は遅くなったので、そろそろ落ちますね。 
みんなこんな時間までありがとう。 
明日の夜には完結に持っていけるように頑張りたいです。

453: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 02:25:50.57 ID:WvMuqEoB0
冬目景のイラストで脳内再生してしまうな

457: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 02:28:02.51 ID:x9+/iUde0
>>453 冬目景俺も大好きだ。ってか彼女も好きだった。いいよね、あの人

458: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 02:28:26.16 ID:qXuEQoPE0
>>1乙! 
急ぐこと無いと思う 
イイ話だしまだまだ応援したいくらいだ 
また明日な 

オマイラもお休み 


463: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 02:31:42.89 ID:WvMuqEoB0
>>457 
冬目景いいよね、あの独特の雰囲気が大好きだ 
明日っつうか今日も楽しみにしてるぜ

559: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 17:43:15.41 ID:DUMxvo6w0
BGMが平井堅の曲が流れてとまらないの・・・ 

涙腺がヤバイの・・・ヤバイ

569: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 18:39:53.82 ID:x9+/iUde0
こんばんは。 
お待たせいたしました。みんなありがとう、ほんとうに 

ぼちぼち再開していってもいいですかね?

571: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 18:41:32.90 ID:p37ljSgtO
>>569 
おかえり〜 

よろしく!!

572: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 18:42:00.76 ID:jyrYcl8U0
キター! 
モニターの前に正座しました

580: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 18:52:37.56 ID:x9+/iUde0
一服しつつゆっくり書いていきますので、 
みなさんもゆったりお付き合い頂ければ。 

マックでの俺達は年甲斐もなくはしゃいでいた。 
まわりに高校生やら大学生も多くいたと思うけど 
その子ら以上に大笑いしていた。 

彼女「ねえ、煙草吸ってイイよ」 
俺「え、どうして?」 
普段、彼女の前では絶対煙草を吸うことはなかった。というか不可能だった。 
その時は喫煙席に座っていた。 

俺「くさいよ?」 
彼女「いいの」 
言われるままに一服した。 
彼女は黙って眺めていた。

585: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 18:56:42.07 ID:x9+/iUde0
案の定、 
彼女「ごほっ、くっせーね。」 
俺「だから言ったじゃーんw」 

彼女はそう言ったものの、にこにこしているだけだった。 
俺も、なんだか照れくさくなりながら、一服。 

そうしていると、俺の携帯にメールが来た。

591: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 19:00:54.78 ID:x9+/iUde0
妹からだった。 
俺には一つ年下の妹がいる。 

内容の趣旨としては、 
「兄貴今日女の子連れてくるんだって?期待しとるわw」 
みたいな感じだった。 

おちょくっていやがる。基本仲悪くもなく、 
実家に帰れば一緒にゲームしたりもするし、なにぶん 
妹自体も少しオタクなので、気が合う兄妹ではある。

594: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 19:08:08.03 ID:x9+/iUde0
俺「午後からどうしよっか。電車の時間までは、けっこうあるんだよね。」 
彼女「買い物行きたい!本屋さん行こ!」 

俺「え?本屋さんでいいの?」 
彼女「間違いない」(長井秀和のマネ) 
俺「なっつwww」 

彼女のこのあたりはもはや言うまでにもあらずだったけど、 
彼女はよく芸人のマネをしては笑っていた。

598: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 19:14:21.73 ID:x9+/iUde0
まあ入院生活も長いわけだし、きっと欲しい本とかもいっぱいあるんだろう。 
そして書店に赴く。 

彼女「ひれーっ!」 
俺「俺も初めて来たけど大きいね…」 

彼女はコミックコーナーに駆け出す。 
そしてずーっと俺の手を引っ張って、 
「これ、〇〇さんの本、すごく好きなんだ〜 
あ、〇〇さんの漫画、これは作画綺麗で…」 
という風に喋り疲れるんじゃないかって思うくらい話す。 

俺「大抵本屋とか一人で来るけど、一緒に来ると 
好きな本のこととか話せて楽しいね。」

601: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 19:19:56.77 ID:x9+/iUde0
俺自身、正直にそう思った。 
俺も普段から本屋巡りとかが好きで、好きな絵柄の作家さんとか 
見つけたりするのが好きだった。 
でも一人だどこか寂しい部分もあった。 

それを彼女と共有するのは楽しかった。 

彼女「でしょーじつはこういうとこに二人で来てみたかったんだよね…」 
彼女は照れくさそうに言った。 

彼女がどうして普通のデートがよかったのか 
なんとなく分かったような気がした。

602: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 19:21:14.84 ID:CCqLDcq10
おい・・・・・・もうやめてくれ・・・・・・・

606: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 19:28:15.36 ID:x9+/iUde0
俺たちは、笑うときもそうだけど、お互い語りだすと止まらない。 
格ゲー談義をするときもそうなんだけど、どのプレイヤーが強いかとか、 
そういうことを夢中になって語る。 

彼女は、俺のオススメの本を教えて欲しいというので、俺も彼女に負けじと語った。 
言っても言っても、「他は?」「全部知りたい」 
と言ってきかないのでキリがなかった。 

彼女「富澤オススメの本、全部読みたいな…」 
俺「よし、今度持って行ってあげるね。」 
彼女「そんなー悪いよー」 
俺「ほんとは?」 
彼女「待ってました…w」 
彼女は苦笑いと共に本音を漏らした。

608: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 19:31:35.73 ID:c7UXEoRe0
女の子のはにかんでる姿こそかわいいものはないな

610: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 19:32:31.63 ID:yTAqbMnj0
やだよぉ…もうやだよぉ… 

……あぁぁぁぁぁあ!!!!!!

614: 1 ◆WiJOfOqXmc 2012/01/16(月) 19:42:39.01 ID:x9+/iUde0
すいませんちょっとだけ休憩します 

平井堅ってレスがあったのでyoutube見に行ったら自爆してしまいました 
すいませんすぐ復帰します

616: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 19:46:21.55 ID:+AYpV7o70
待ってるから、ゆっくりで

622: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 19:54:36.70 ID:DUMxvo6w0
平井堅レスしたのオレだわ・・・まさか見てるとは・・・ 
書き込み止めてしまってなすまぬ・・・ 

最後まで頑張ってくだされ〜。

626: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 20:00:42.02 ID:diXg8QK80
ブルーハーツの夕暮れって曲が似合う


引用元:http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1326566620/ 
    






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