前編 中編 後編

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:04:09.27 ID:jrHVG5rJO
みなさん、こんばんわ。 
三回目のスレ立てです。 

前回はすぐに落ちてしまって、申し訳ありません。 
あれを書いた日の翌日に色々あって、すぐ寝てしまいました。
(いま思えば、寝ますと一言言うべきでした。保守して下さった皆様、すいませんでした。) 

今回は書き溜めた物を投下する流れでいきますので、遅レスも大分緩和されると思います。 
ってか、初めからこうするべきでしたね。
(最初の頃は、まさかこんなにレスがついてくれるなんて思わなかったんです・・・・)
いつもイライラさせてしまってた方、すいません。 

今回のお話は、怖い、というよりも、不思議な話です。 
そして、珍しく「僕自身」が本格的に巻き込まれてしまった霊障事件の一つでもあります。 

時系列的には、 
「武家屋敷リヘナラドール事件」があって、
「カラオケの男の子事件」があった、さらに後の話です。
ていうか、結構最近の話。 

タイトルをつけるとするなら、「阿部さん事件」・・・とでもしましょうか。 

あんまり怖くないかもですが、
「ああ、霊の世界て、そんなこともあるんだ」みたいな感じの話です。 

それでは、いきます。





4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:06:11.33 ID:jrHVG5rJO
彼女と初めての二人旅行に行った、帰りの車内(レンタカーで、俺が運転手。) 
彼女は、「ふんふんふーんふふふーん。ふんふーん。」と、よくわからない鼻唄を歌いながら、
旅行先で買ったリラックマのデカイぬいぐるみを抱っこしながら上機嫌だった。 
旅行先では特に変わった霊現象もなく、遊園地に行ったり、いろんな所で買い物したり、
温泉の家族風呂に一緒に入ったりと、いろんな思い出が出来て、すごく楽しい時を過ごせた。 

で、あとはこのままウチに帰り、レンタカーを近所の店に返却して、めでたく帰宅するだけだった。 

彼女「あかん、帰ったら、ダイエットや。」 

彼女は、なにかにつけてコレを言う。 
彼女は別に太ってはいない・・・どころか、普通に痩せてると俺は思ってる。 
身長152センチ。旅行先で、風呂上がりに乗った体重計が示した針も大体42,43キロくらいだった・・・・はず(すいません、さすがにそんときの体重まではハッキリとは覚えてません)。 
ただ、彼女いわく、「アタシの身長の適正体重は、40キロちょうどなんや。」と、
いつもダイエットを気にしている。 
べつに俺はどうでもいいんだが。 
まあ、デブになられるよりはスリムな方がいいので、
「痩せすぎて体調崩さないようには、頑張って下さい。」くらいにいつも俺は思ってる。 


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:07:55.02 ID:jrHVG5rJO
「あかんわー。またお腹に肉ついてもうとる。いややわー」 
て、彼女は腹をつまみながらブーブー言い出した。まあ、いつもの事だ。 
「そんなに気にせんでええやろ」と俺。まあ実際そう思うし。 

俺がこう言っても、彼女はいつも
「〇〇(俺)は女性経験少ないやろうから知らんやろうけど、
いま時の娘ってみんな、めっちゃ細いねんで! 
年中気を使っとかんと、海とかプール行く時に困るねん!」 
みたいな返しをする。 

でも、その時の彼女な返しは、ちょっと違った。 

「うーん、そやなあ。 
まあ、アタシも、痩せるばっかり考えてないで、アレやな。
体に筋肉つけて、引き締まった?体っちゅーのんを目指すんも、悪くないわな」だって。 

いつもとちょっと違う彼女の言葉に、
俺「ほう。どうした?いつもそんなん言わへんのに。」 

すると、彼女はさらっと、恐怖の言葉を口にする。 
「いやあ、さっきからこの車の後部座席に座ってる霊が、なかなか引き締まった、
マッチョないい体をしてはるんよwwwww 
男やけど、いやあ、こんな健康的な霊、初めて見るわーwwwwwwwwww」 


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:09:51.63 ID:sSVv8oVEO
またお前か 
二回目見てたら鳥肌と寒気と耳鳴りがやばかったぞ

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:11:36.86 ID:jrHVG5rJO
俺「ぎゃあああああああああああああああ!!!!!アホか!
いきなりそんなこと言うな!事故るぞ!・・・・てか、ほんまに?ほんまに、おるん?」 

彼女「うん。おるよ。いや、霊くらいおるよ。車の中にだって。 
ああ、怖がらんでええよ!後ろの人、別に悪い霊ちゃうで!
ただ、なかなかの存在感を放ってはるけど。マッチョやしwwwww」 
笑いながら話す彼女に、俺もちょっとおかしくなって。
あんまり霊の事を話してるって気分にはならなかった。 
俺「いや、マッチョて!wwwww霊でマッチョなやつっておるん?」 

彼女「うーん。まあ、おるやろ。だって、子供の霊や老人の霊もおるんやし。 
マッチョもな霊もおるやろwwwww」 

俺「まじかよ・・・・おまえ、えらいノリ軽いけども・・・なんもせえへんの?
その・・・・マッチョは。」 


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:12:44.46 ID:jrHVG5rJO
彼女「あ・・・・。〇〇(俺)、やばい、」 

俺「え、なに・・・・・・・?どないしたん、ちょ、やめてや、
なんなん、ちょ、怖いて!どないしたん!?」 

彼女「うん、えとな、後ろのマッチョな霊が、チャックを下ろしながら、 

<やらないか> 

って言うてる・・・・。」 

俺「いやいやいや!!待てや!なんで阿部さんの霊がおんねん!!wwwwwwwwww」 

彼女「ウホッ!いい男wwwwwwwwww」 

俺「ちょ!!wwwwwおまwwwww」 

注:誰が読んでも嘘みたいなやり取りですが、このやり取りは、実話です・・・・・。
彼女とは、普段からなんでもない時もこんなやり取りしてます・・・。 

まあ、彼女も別に心配いらないって言ってるし、 
なんか俺の頭の中で、車の後ろに座ってる阿部さんが再生されてあんまり怖くなくなってきたから、そのまま家まで特に気にせずドライブして帰った。 

*「阿部さん」「やらないか」「ウホッ!いい男」が解らない人は、「くそみそテクニック」でググって見てね。 


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:14:20.93 ID:jrHVG5rJO
家に着いて、荷物を整理して、旅行で貯まった洗濯物を洗濯機に突っ込んで、ほっと一息。 

俺はゲーム、彼女は買ってきたリラックマを枕にして、漫画を読んでいた。 

しばらくして、彼女「・・・・・?」って感じで、なんか知らないけど、 
部屋の窓を開けたり、ウロウロしだした。 
「どしたー?」て俺が聞くと。 
彼女「・・・・・。いや、すっごい静かやねん。部屋が。」 

俺が「?」て顔をしていると・・・・。 

彼女が「ウチの部屋にな、霊が一人もおらんくなるんは、別に珍しくない。
ようあるねん。普通の家はどこでもそやねんけど。 
でも、なんか、今日はなんか違和感あるねんよ・・・・。 
あれやわ。武家屋敷とか、須磨の山道(←このエピソードは、またの機会に)みたいな、
霊がわんさかおるはずの所に霊がおらん感覚。それと同じ感覚やわ。 
・・・・・なんか、気持ち悪いなあ。まあ、こんな事もあるか。ふんふーん」 
て、またよくわからない鼻唄を歌いながら、リラックマと遊びはじめた。 

で、しばらくたって。 
彼女「あ・・・・増えてきた。なんやったんやろ。さっきの・・・・・」 

俺「ふーん。まあ、あんま気にせんでええんちゃうん?」 

俺はこの時はすごい呑気に構えてた。 


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:17:06.07 ID:jrHVG5rJO
次の瞬間、彼女が突然、
「あ、あかんあかんあかんあかんあかんあかんあかんあかんあかんあかん!!!」 
ってすごい形相で、頭を抱えて叫び始めた。 

俺「〇〇(彼女)、どうしたん!!?大丈夫か!!!?」 

彼女「やばい!窓、塩!あと!!」 
彼女は大分取り乱していた。 

わけもわからないまま、とりあえず窓をあけて、塩を用意した。 

彼女「窓のとこ、あと水周り全部に塩、まいて。私は、トイレ・・・・」 

で、トイレで彼女は吐き出した。(たまにある。強い霊障を喰らった時とかに) 


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:20:54.39 ID:jrHVG5rJO
俺にはまだ何がおこっているかわかんない。 
「霊感が強いんも、毎度大変やなー。」 
って呑気に思いながら、トイレまで彼女を見送って、
部屋のリビングに戻ってきた俺は、見てしまった。 

窓の向こうにハッキリと、真っ白な人影を。 

いや、人影っていうか、形は人じゃなかった。 

いうなれば、光り輝く、グロテスクなバケモノ。 
で、体の真ん中に、人間の顔がついてる。しかも、すっっごい形相で俺を睨んでる。 

「あああああああ!!」って声を出して、泣き叫びたかった。でも、声がでなかった。 
ていうか、「俺は、何を、見てるのか」が、理解できなかった。 

いや、「俺にも、霊って見えるんだ!」って。変に感心すらした。 


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:22:35.56 ID:jrHVG5rJO
でも、間髪いれず。 
俺の脳内に、すごい声で 
「たべたい!たべたい!たべたい!ぎゃはははははははははははははははは! 
ぎゃははははははははははははははははは!」 

って声が、大爆音で聞こえてきた。 
タヒぬほどの頭の痛さってやつ。俺はそれを初めて体験した。 
「・・・・・・・・・・・・・!!」 
っていう感じの、声にならない叫びを上げながら、俺はその場にうずくまった。 

すると、いつのまにか俺の背後に彼女が。で、俺の肩を抱えて、俺の耳元で囁く・・・というには、大きな声で。何度も唱えだした。 

「〇〇(俺)は、生きてるもんな?生きてる。生きてる。生きてる。生きてる。〇〇は、生きてる。生きてるもんな?生きてる。生きてる。生きてる。ほら、〇〇(俺)は、生きてるやろ!?生きてるやろ!?」 
俺の頭の中では、あいかわらず 
「ぎゃはははははははははは」 
っていう笑い声。 
かなりやばかったけど、俺は、「俺は、生きてる」って、なんとか声を出した。 
そしたら彼女、「生きてるもんは、食べられへん。生きてる人間は、食べられへんねん!」って、叫んた。 

そしたら、俺の頭の声が止んだ。白いバケモノも消えていた。 

「うげえ・・・・」体に、一気に疲れがおしよせた。 


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:24:04.96 ID:MmTAY2Wd0
よしわかった 
本出しなさい怖い話の 
才能あるよキミー

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:24:16.26 ID:jrHVG5rJO

すると、突然、彼女が泣き出した。 
「ごめんな、ごめんなあ、ううう。またアタシのせいやああああ。」 

彼女は、しばらく泣いてた。 
俺は、とりあえず泣いてる彼女を抱きしめてた。 

泣きやんでから、彼女は、「また取り乱してごめんな。とりあえず、お風呂入ろか?」 
て。彼女がゆっくり入りたい、て言ったから、湯舟に湯を沸かして入った。

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:26:31.64 ID:1zYsN/n+O
なぁ思うんだが、一人でいるときにこんな状態に陥ったらどーすりゃいいんだ?

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:27:30.41 ID:MmTAY2Wd0
>>27 
びっくりするほどユートピア!でイナフだ 
ついでにファブリーズ撒いて幽霊の目の前で焼肉食えばいい

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:31:16.81 ID:1zYsN/n+O
>>29 
なるほどw 
逆に霊に怖がられろと

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:30:08.16 ID:jrHVG5rJO
一緒にお風呂を出て、髪を乾かして、服を着て。 
寝る準備を終えてから、 

彼女「あの白いバケモンは、アタシにも見えた。あいつは、小さな霊体の集合体みたいなもんや。 
霊の中には、時間が経ったら自我が無くなっていくやつもあるんよ。 
自我が無くなり、時間が経って、存在はどんどん小さくなっていく。 
いわゆる人魂ってやつになるねん。オーブともいうかな。 
まあ、オーブの概念については、いろいろ説があるけど、まあ、総称したら、思念体みたいなもん。 
それ自体に明確な意思はないっていうか。タヒんだばっかりの頃は明確な意思を持つ霊も、時間がたつごとに段々と意思も力も失って、小さな存在になっていく。 
そうしたなれの果てが、思念体や。 

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:32:34.97 ID:jrHVG5rJO
霊は、いつか消える。そして、まあ、いわゆるタヒ後の世界へ行く。・・・・・
どんな世界かは私には解らんけど。それを「成仏」って事やと、私は考えてるけども。 
その成仏の仕方にも、いろいろあるねん。 
「ある時いきなり、フ・・・ッと、成仏してまう奴」と、
「徐々に存在が小さくなっていって、しまいにフッ・・・・っと消えていく奴」。 
まあ、他のパターンもある思うけど。 
で、後者の、自我が無くなった後の小さな霊体(思念体)って、それらが集まって、
大きな霊体になってまう事があるねん。

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:34:30.91 ID:jrHVG5rJO
あいつが言ってた「食べたい」ってな、霊を食べる・・・・というより、
「霊を取り込みたい」っていう意味のほうがしっくりくるな。」 

ここまで聞いた俺は、ひとつ、疑問に思った。彼女に早速聞いてみる。
「じゃあ、さっきの白いあいつは、小さな思念体の集まりって事やんな? 
でも、あいつは俺に「食べたい」とか、ハッキリしゃべってたで。
ぎゃはぎゃはって、笑ってすらいたし。 
思念体て、意思はないんやろ?でも、あいつははっきりと喋ってた。あれはなんなん!? 


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:36:31.87 ID:jrHVG5rJO
彼女は答える。「いや、あの「食べたい」て言葉は、アイツの意思やないな。 
例えるなら、本能みたいなもんや。 
ひたすら「食べたい食べたい」て言い続けるマシーンみたいなもん。 
笑い声も、同じ。 
あいつに意識は無いよ。 
ひたすら「小さな霊(思念体)を食べ続ける」マシーンや。」 


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:38:20.67 ID:jrHVG5rJO
彼女はさらに続けた。 
「あいつ、本来は生きてる人間の意識に干渉できる力なんて持ってない。 
でも、この部屋には、霊を感じる力を持ったアタシがおる。
普通の人間とは、ちょっと違うアタシ。 
そんなアタシを、霊みたいなモンと勘違いしたんかな?「こいつは、食える」と。 
で、この部屋にやってきた。 
霊がおらんくなったんはそのせいやね。
そんなヤツが近づいてきたら、そら霊も逃げ出すわ。 


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:41:07.71 ID:pr0TshCxO
食欲霊もいれば 
怨念霊もいるわけね

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:45:41.16 ID:jrHVG5rJO
でさ、アタシ、途中で「いなくなった霊が、また増えてきた」って言ったやろ? 
ちゃうかったわ。 

そんときの、アタシが感じた霊の存在こそが、あのバケモノ。霊の集合体な。 

だからアタシ、めっちゃ気分わるくなってもうて。 

そしてな、アイツが、霊感の無いアンタの目にまで見えてもうたんは、 
アイツはあんとき、すごい存在感を出してたからやからと思う。 
さっきもチラっと言うたけど、アイツ、アタシを食いに来てん。まあ、食われへんねんけど。 
猛獣もさ、獲物をとらえる一瞬は、杀殳意をむきだしにするやろ?そんな感じ。 


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:46:59.27 ID:jrHVG5rJO
で、そんな杀殳意を感じたアンタは、ソイツの存在を認識してもうてん。 
そしたらアイツ、「自分の存在を認識された。こいつも霊か?よし、喰おう」て、
本能で考えたんやろと思う。 
まあ、なんでそう発想したんかはわからんけど、なんにせよ、アンタに攻撃を加えた。 

あとは、わかるやろ? 
アンタが生きた人間やって、アイツに示したから、アイツは去っていった。 
生きてる人間は、食えんからな。」 

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:48:35.43 ID:jrHVG5rJO
彼女は、さらに続ける。
「・・・・・・霊感のあるアタシと一緒におるから、こんな目におうてもうた。ごめんな・・・・って言ったら、アカンのやっけかwwwwwwwwww」 

(詳しく経緯を話すとノロケになってしまうんだが、俺は彼女に対して、
「霊感のせいで俺に迷惑かけてゴメンとか、二度と思うな」って言った事がある。 
まあ、霊感があるぐらい、俺はなんとも思わない!って事を、彼女に解ってほしかったって事で。)

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:49:51.38 ID:jrHVG5rJO
まあ、アイツは去っていったし、事件は解決。 
いやあ、霊にもいろいろなヤツがいるんだな、と、勉強になった事件でした。 
で、ちょっと重くなってた空気をなんとかしたいってのと、
さっき一緒に風呂に入ったせいで、かなりムラムラきてたってのもあって、ここで彼女に俺が一言。 

「まあ、いろいろあったけど、とりあえず解決だろ?今日はこれから一発、 
し な い か 」 

すると彼女、爆笑しながら。 
「うほwwwwwwwwwwwwwwwいい男wwwwwwwwww」 
っていいながら、俺にキスしてきたwwwww。 

で、おたがい全部脱いだ。 
すると、ニヤニヤ笑いながら、彼女は俺に向かって言った。 

「あ、言い忘れてたけど、今日の帰り、車の中にいたマッチョな阿部さん(仮)の霊、実は今、この部屋に来てるっぽいねんwwwwwwwwww 
ノンケでもくっちまう顔しとるから、アンタ、アタシとしてる間も、 

ケ ツ に 注 意 し い や wwwww」 

俺「アッーーーーーーーーー!!!!!」 

*よくわからないひとは、「くそみそテクニック」でぐぐってね。 

終わり 

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 00:50:51.97 ID:MmTAY2Wd0
なにそれこわい

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 01:02:09.90 ID:jrHVG5rJO
レス返してくれた方々、ありがとうございました。 

今回の話は、怖さ的にはいまいちだったかと。 
ただ、僕が実際に体験したと話ということ(僕がこの目で霊を見たって経験は、あんまり無い) 、
また、霊の概念についてちょっと考えさせられるってことで書かせていただきました。 

今日は彼女もレス返せますので、(あんまり遅くまではちと無理ですが) 
目についたレスには、返せるだけ返して行こうと思います。 

毎度毎度読んでくれてる方々、ありがとうございます。

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 01:17:30.14 ID:Ym7wnOTF0
>>1 は優しいやつだな。 
「霊感のせいで俺に迷惑かけてゴメンとか、二度と思うな」 
なんて漫画の主人公以外で言える男はそうはいないww 

引用元:http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1253631849/
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